クィディッチボードゲーム
- shuns1205
- 2020年12月4日
- 読了時間: 5分
〇対戦形式
2人対戦ターン制
〇勝利条件
先に100点獲得したプレイヤーが勝利する
〇試合の流れ
① 始めのターン、あるいは前のターンにゴールが決まっている場合は、出場しているチェイサーのカードを全て裏にして表を見ずに一枚選び、クアッフルを扱うチェイサーを決定する。前のターンにキーパーがゴールを守ったかボールを保持していたチェイサーがブラッジャーに襲われていた場合、クアッフルはこのターンに相手のプレイヤーの手に渡る。
② コインを2回投げ、合計2個のブラッジャーをどちらのプレイヤーがいくつ扱うか決定する。
③ クアッフルを持っているプレイヤーはどのゴールを狙うか決定し、ナンバーカードを1枚ふせる。また、前のターンにゴールが決まっていなければどのチェイサーがクアッフルを扱うかも決定し、ナンバーカードを1枚伏せる。クアッフルを持っていないプレイヤーはキーパーがどのゴールを守るか決定し、ナンバーカードを1枚伏せる。
④ ブラッジャーを持っているプレイヤーは所持しているブラッジャーの数だけナンバーカードを伏せ狙う相手の選手を指定することができる。ただし自チームの出場しているビーターの数が所持しているブラッジャーの数に満たないときは出場しているビーターの数だけしかブラッジャーで狙うことができない。ブラッジャーを扱わないビーターは自チームのどの選手を守るか決定し、選手カードを伏せる。
⑤ 伏せられているナンバーカードを全て明らかにする。ビーターによって守られていない選手がブラッジャーに狙われていた場合、その選手は退場し、このターンを含めて2ターンいかなるプレーにも参加できない。ただし、ブラッジャーはこのターンを含めず2ターン退場となる。クアッフルを持っているチェイサーがブラッジャーに襲われずに相手のキーパーが守っていないゴールを狙っていた場合、10点を獲得する。
⑥ 両チームのシーカーが出場している場合、コインを1度ずつ投げ表が出たプレイヤーのシーカーがスニッチを獲得し、15点を獲得する。ただし、2人とも裏がでた場合、そのターンにスニッチを獲得するシーカーはいない。2人とも表が出た場合、サドンデスによりスニッチを獲得するシーカーを決定する。シーカーが一人しかいなければ、そのチームのプレイヤーがコインを2度投げ表が1回以上出れば15点を獲得する。シーカーが一人もいなければこのフェイズは行わない。
⑦ どちらかのプレイヤーの得点が100点以上であればそのプレイヤーの勝利でゲームを終了する。両プレイヤーの得点が100点未満であれば①に戻る。両プレイヤーの得点が100点以上であれば合計得点の高い方の勝利とする。両プレイヤーの得点が100点以上で同点であるときは、①に戻り延長戦を行う。
〇ポジション
1チームは3人のチェイサー、1人のキーパー、2人のビーターと1人のシーカーの計7人で構成されていて、ボールは一つのクアッフル、二つのブラッジャー、一つのスニッチの計3種類が使われる。
・チェイサー
クアッフルを持っているとき、ビーターに襲われていない選手がキーパーに守られていないゴールを狙うことができれば10点獲得できる。
・キーパー
クアッフルを持っていないとき、相手のチェイサーが狙うゴールを予想することができれば相手の得点を防ぎ、次のターンにクアッフルを自チームのチェイサーが扱えるようになる。
・ビーター
ブラッジャーを持っているとき相手の選手を一人攻撃し2ターンの出場停止にできる。ブラッジャーを持っていないとき味方の選手を一人選びブラッジャーから守ることができる。
・シーカー
各ターンの終わりにコインを投げ表がでれば15点を獲得できる。両者のコインが共に表であればサドンデスによりスニッチを獲得するプレイヤーを決定する。
〇Q&A
Q1 ビーター②がシーカーを守っている状態で二人とも相手のビーターに襲われました。このとき、退場するのは誰ですか?
A1 ビーター②のみが退場になります。
Q2 キーパーがゴールを守ることに成功したターンに相手のビーターに襲われました。この場合、ゴールは認められますか?
A2 認められます。キーパーはそのターンを含めて2ターン退場してください。
Q3 退場した選手は2ターン経過後、どのフェイズから再び出場しますか?
A3 自分の出場するフェイズを二回休んだ直後に再出場します。例えばチェイサーは襲われた次のターンのクアッフルによる処理がすべて終わった段階で再出場となります。
〇実際の遊び方
キャラの名前(ポジション)が書かれたカードと、コインを用意して遊ぶのが本来の遊び方であるが、中々準備できないこともある。
実際にこのゲームを行う際は、紙とペンとスマホのルーレットアプリ(画像)を使用して遊んでいる。

お互いのプレイヤーは、それぞれ自分の得点と選手の状況を紙に書いて記録し、ルーレットを回すことでコイントスやカードをめくる代わりにしている。
例えば上のルーレットはターンの初めにボールの配分を決める際に使うもので、マスにかいてある数字はそれぞれどちらのプレイヤーのどのチェイサーがクアッフルを持つか、プレイヤーAがいくつブラッジャーを持つか、プレイヤーBがいくつブラッジャーを持つか、を表している。例えば、A2、2、0というマスに止まった時は、プレイヤーAの2番のチェイサーがクアッフルを保持し、ブラッジャーはプレイヤーAが2個、プレイヤーBが0個保持することになる。
このようなルーレットは比較的簡単に作成できると思うのでぜひ試してほしい。
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