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ウィザーディングワールド決闘カードゲーム

  • shuns1205
  • 2020年12月4日
  • 読了時間: 5分

更新日:2021年5月4日

〇ゲームの概要

 このゲームは二人、あるいは二チームで行うカードゲームである。各プレイヤーは魔法使いカードのデッキと魔法カードのデッキを持参する。様々な魔法カードと魔法薬カードを駆使して相手プレイヤーより早く相手の魔法使いを倒すことを目指す。



〇勝利条件

 倒された相手の魔法使いのコストの合計が15以上になれば勝利

 自分のターン終了時に決闘場に魔法使いが一人もいなければ敗北



〇魔法使いカード

 魔法使いカードには人物名、コスト、体力と呪文、闇の魔術、防衛術の三つの能力の属性値が書かれている。コストとは魔法使いの強さを表す5段階の数字である(5が最高)。コストはデッキや決闘場でそれぞれ上限が決まっている。(後述)コスト1の魔法使いカードにはマグル、スクイブ、屋敷しもべ妖精が含まれている。体力はコストによって決まる数字で、コストが高いほど高く設定されている。体力が0になった魔法使いカードは墓場に置く。属性値とは、その魔法使いが1ターンに使える魔法カードの強さの合計を属性ごとに5段階で表したものである。


〇魔法カード

 魔法カードは呪文、闇の魔術、防衛術のカードの3種類、計30枚で構成する。魔法カードにはそれぞれ使用するときに消費する属性値が書かれていて、その属性値に達していない魔法使いカードは当該の魔法カードを使うことができない。魔法カードを使用する度に、使用する魔法使いカードの属性値を魔法カードに書かれている分だけ消費する。自分の魔法使いカードの属性値は、自分のターン開始時にすべて回復される。

 ターン数に応じて使える魔法カードの属性値が決まる。先攻はターン数以下(1ターン目では1、2ターン目では1〜2)の属性値の魔法カードを、後攻はターン数+1以下(1ターン目では1〜2、2ターン目では1〜3)の属性値の魔法カードを使うことができる。


〇魔法薬カード

 魔法薬カードは全8枚から構成されていて、対戦中に好きなタイミングで何度でも使うことができる。ただし、魔法薬カードが使えるようになるためには魔法使いによる調合が必要で、調合に必要なターン数は魔法薬の種類によって異なる。調合に必要なターン数は調合する魔法使いによって変わらない。魔法薬は1ターンに1種類までしか調合を始められないが、1種類につき1つまでなら作り置きすることができる。魔法薬を調合している途中で魔法使いの体力が0になったときは、その魔法薬カードを各プレイヤーの未使用魔法薬カードのスペースに戻す。



〇魔法使いカードのデッキ

 デッキは魔法使いカード10枚のコスト合計が30になるように組む。例えば、コスト3を10枚で組んでもいいし、コスト5を5枚とコスト1を5枚で組んでもいい。



〇魔法カードのデッキ

 デッキは計30枚になるように組む。同じカードは最大で2枚までデッキに入れることができる。



〇試合の流れ

① 各プレイヤーは事前に準備した魔法使いカードの山札を交換してよく切る。魔法カードの山札についても同様によく切る。じゃんけんやコイントスなどで先行、後攻を決める。


② プレイヤーは山札の魔法使いカードを上から3枚引く。一度だけいらないカードを山札に戻し、戻した枚数だけ山札から引くことができる。先行プレイヤーの番から試合が始まる。


③ 自分の番が来たらまず自分の魔法使いカードの山札の上から1枚引き、手札に加える。山札のカードが1枚も無ければ、この操作は行わない。


④ 自分の番にできることは大きく分けて4つある。

・まず一つ目は手札から魔法使いカードを決闘場に出すことである。1ターンに新たに出すことのできる魔法使いカードのタイミングや枚数に制限はないが、いかなる時も自分の決闘場にいる魔法使いのコストの合計は10以下にする必要がある。コスト上限を超えていることを相手プレイヤーに指摘された場合、そのプレイヤーは直ちに失格となる。また、自分の番が終わるときに決闘場に1枚も自分の魔法使いカードがなければそのプレイヤーの敗北となる。


・二つ目は自分の決闘場にいる魔法使いの数だけ魔法カードの山札の上から魔法カードを引くことである。この操作は自分の番に魔法使いカードを引いた後、どのタイミングで行うこともできるが自分の番に1度しか行えない。この操作は行わなくてもよい。魔法カードの山札が0枚になったときは使用済みの魔法カードをよく切り新たな山札とする。


・三つめは魔法カードを使うことである。これについては前述の魔法カードの項を参照して欲しい。魔法カードの効果によって体力が0になった魔法使いカードは自分の墓場に置く。使用した魔法カードは使用済み魔法カード置き場に置く。魔法カードの効果が自分のターン終了後も継続する場合は、魔法カードを使用済みゾーンに置かずにその対象が分かりやすいように決闘場に置く。


・四つ目は魔法薬を調合し、使用することである。調合したい魔法薬カードがある場合は1枚だけ未使用魔法薬カードから選び、調合する魔法使いカードを決闘場にいる魔法使いカードの中から1枚選び相手に宣言し、分かりやすいように置く。魔法薬の調合が終わっていれば手札に加える。使用したい魔法薬カードがあれば使用する。魔法薬カードは自分と相手の魔法使いカードどちらに使うこともできる。


⑤ 以上の操作を終え、自分の番ですることが全て済んだ時は対戦相手に自分の番の終了を告げ、相手の番となる。


⑥ ③~⑤を繰り返し、先に相手の墓場に置いてある魔法使いカードのコストの合計が15以上になったプレイヤーの勝利である。同時に15以上となったときはより墓場のコストが少ないプレイヤーの勝ちとする。それでも勝負が決まらないときは引き分けとする。



〇カード一覧とカードの作り方

 魔法使いカードは現在、全108種類、魔法カードは30種類、魔法薬カードは8種類ある。当サークルのメンバーがカードをデザインし作成した。著作権の関係上ここに全てアップすることは控えるが、興味のある方はぜひご連絡いただきたい。

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